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郷土の特産品でオシャレな家庭料理を

栄中日文化センター提携 インターティアラ・お料理サロン 主宰・食育伝道師・管理栄養士
テーブルコーディネーター
伊藤 華づ枝

ギンナンとイカのペペロンチーノ

このぺージでは、郷土の特産品を使った、オシャレで楽しい家庭料理を、紹介しております。今月は、「ギンナン」です。

黄金色に染まりはじめたイチョウ並木が、美しい季節を迎えています。このイチョウ並木を見て、感傷にひたるあなたはロマンチスト。料理研究家の私など、上を見上げて、ついついイチョウの実=ギンナンの収穫を考えてしまいます。

愛知県の祖父江町は、ギンナンの収穫量が全国トップを誇る一大産地。もともとこの地は、伊吹おろしが強く吹きつけるため、屋敷まわりに防風林を兼ねて古く からイチョウの樹が植えられてきました。その実は粒が大きく、色つやが良いことから、全国各地より引き合いが多く、高値で取り引きされるようになったので す。

ギンナンは、たんぱく質、脂肪、糖質、ミネラル、ビタミン各種を含み、小さいながらもパワーあふれる食品。それ故に、かつては災害時の貴重な食糧源にもなりました。

又、消化が良く、セキ止め、疲労回復、頻尿、夜尿症などの効用もあり、昔から長寿の食べ物として珍重されています。

一般的には、塩煎りしたり、土びん蒸しや茶碗蒸しなどに添えられる脇役でしかありませんが、この季節の新ギンナンは、その色の美しさから特にひすいギンナンと美称され、主役を引き立てる名脇役として大活躍します。

今回は、この「ギンナン」を使ったピリッと辛いパスタ=ペペロンチーノの紹介です。

ギンナンとイカのペペロンチーノ
<材料・2人分>
ぎんなん 14~15粒
イカ 1/2杯
白ワイン 大さじ2
スパゲッティー(細) 200g
にんにく 1かけ
赤唐辛子 1・1/2本
オリーブ油 大さじ2
少々

<栄養価計算数値・1人分>
エネルギー:539kcal
たんぱく質:23.5g
脂   肪:16.1g
塩   分:0.8g
<作り方>
1 ぎんなんは鬼皮を割ってはずし、小なべに熱湯を沸かして中に入れ、穴じゃくしの背でこするように薄皮をむき、水につけてから少量の塩をまぶしておきます。
2 イカは皮をむいて輪切りにし、なべに入れてワインをふりかけ、蒸し煮します。
3 なべにオリーブ油を入れ、2つ割りにしてつぶしたにんにくを油のぬるいうちから入れて、にんにくがゆっくりと色づくまで炒めます。
4 (3)に赤唐辛子を丸ごと1本加え、油に香りと辛さが移ったら取り出します。
5 (4)に残り1/2本の唐辛子を種をぬいて小さく切って加え、色づくまで炒めます。
6 アル・デンテ(歯ごたえよく)にゆでたスパゲッティとゆで汁カップ1/4弱を5に熱いうちに加え、1と2の煮汁ごと入れて塩で調味します。
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