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郷土の特産品でオシャレな家庭料理を

栄中日文化センター提携 インターティアラ・お料理サロン 主宰・食育伝道師・管理栄養士
テーブルコーディネーター
伊藤 華づ枝

フキと茹で卵の麻婆風(マーボー風)

このページでは、郷土の特産品を使った、オシャレで楽しい家庭料理を紹介しております。 今月は、「フキ」を使ったピリ辛味の中国料理です。

「春は苦みと共にやって来る」とか申し、香り高い山菜類が豊富に出回る季節。 中でも「フキ」は、古くから「体内のアク抜き」をする薬草として親しまれて来ました。

愛知県内では、江戸時代の昔から栽培化され、今では全国の約80パーセントが出荷されています。 JA西知多管内(東海・知多市)の生産料はなんと全国1位! 一般的に、炊き合せ、佃煮、散らし寿司の彩りに使用するくらいで、中心的な料理に使いにくい 素材の上に、その独特の風味が苦手という人も多く、特に子供達には、「不人気」の野菜のよう です。

しかしながら、その栄養成分は誠に優れたものがあり、血圧を調整するカリウムや、腸ガンなど に効果的とされる食物繊維、ビタミンCも豊富で、現代人が求める「究極の野菜」。まさに「ス ジ」の通った野菜なのです。

シャキシャキ感を生かして、色を美しく仕上げるためには、「アク抜き」が重大ポイントです。 葉を切り落としてなべに入る長さに切り、多めの塩をふってまな板の上でこすりつけ(板ずり)、 たっぷりの熱湯で茹でて、冷水で芯まで冷やし、皮をむきます。

若い男性を対象とした料理教室でご紹介したら、「あまりに魅力的な味で、のめりこんでしまっ た」という人が続出の「麻婆豆腐」ならぬ「麻婆フキ」。

ふとした事から、「大嫌い」が「大好き」になるなんて、「男女」の仲のようだと、言う人もあ りました。

フキと茹で卵の麻婆風
<材料・4人分>
フキ 6本(300g)
卵(茹でたもの) 4個
土しょうが 1かけ
にんにく 1かけ
牛ひき肉 150g
A 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
大さじ1~2
豆板醤 小さじ1
B 中華スープ 1・1/2カップ
しょうゆ 大さじ2
こしょう 少々
うま味調味料 少々
少々
赤みそ(好みで) 小さじ1
水溶きかたくり粉 適量
ごま油 少々

<栄養価計算数値・1人分>
エネルギー:257kcal
たんぱく質:14.5g
脂質:17.7g
塩分:2.4g
<作り方>
1 ふきはなべに入る長さに切り、塩をふって板ずりし、熱湯でゆでます。
2 ①を冷水にとって芯まで冷やし、皮をむいて4センチくらいの長さに切ります。
3 茹で卵は縦に4つに切ります。
4 しょうがとにんにくはみじん切りにします。
5 ひき肉にAで下味をつけます。
6 中華なべまたはフライパンに油を熱して火を止め、④を香りよく炒め、⑤を加えます
7 ⑥の肉がパラパラになったら、豆板醤を混ぜ合わせるようにして炒め、Bを入れます
8 ⑦に②と③を加えて手早く煮、アクをすくい取り、水溶きかたくり粉でとろみをつけます。仕上げにごま油を風味をつけます。
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